もう今年も終わりますね。
皆さま、お忙しい師走を迎えているかと思います。
私はと言うと、のんびり考え事をする時間が増えました。
コロナがこのまま落ち着いて、もしかしたらコロナ前の状態に戻れるんじゃないかと淡い期待を抱いてみたり、
子どもが2人とも小学校にあがり、これから下の子も習い事を始めると思うと送迎が面倒くさいなぁと思ったり、
へべすの枝が鹿に食われて少なくなったので、おかげで剪定時間が短くて作業が楽になったなぁと感じてみたり、
牧山みかん畑の整備を早く始めなくちゃと焦ってるけど、片付ける量が多すぎてなかなか踏み込めなかったり、
へべすの山でバイク遊びに適した場所を発見して整備したくなって、とりあえず草刈りしてみたり、
面白くなりそうな予感。。
そんな事をいろいろ考えていますが、最後に必ずある問題にぶつかって思考停止になります。
これからの農業経営、特に農地の問題。
高齢化と担い手不足によって、自分のキャパ以上の頼まれ農地が増え続けていきそうというか間違いなく行くと思うと悩みます。
最近物忘れや老眼がひどくなってきた47歳。
若くないですし。
そこで、思いつきました。
兼業農家のすゝめ。
私も農業と食品製造販売業の2足のわらじを履いてるので、稼ぎは貧相でも立派な兼業農家です。
確定申告も農業所得と事業所得の2種類作成します。
国の農業施策が専業農家を増やすことを目標としているせいか、いつまで経っても結果が出ませんし。
そこで、新しい農地活用を提案します!
農業に興味があるけどいきなり仕事を辞めて飛び込む勇気がないなって思っている方、必見。
本業をしながら、副業で農業をする。
例えば、私が管理しているへべすの畑を誰かに管理を任せるとします。
その畑で獲れたへべすの売上はすべて借りての収入になります。
では、従来の畑の貸し借りで何が違うかと言うと。
管理を任せる側(熊野農園)と借り手(仮:黒木さん)で作業の役割分担が決まっていて、借り手はあくまでも業務委託という立ち位置です。
なので基本的に出荷先は、熊野農園となります。
[熊野農園の役割]
・農薬散布(最低限分)
・栽培管理指導(剪定作業、肥料、注意点、、草刈り等)
※1年目のみ
・へべすの買取
[黒木さんの役割]
・剪定
・施肥
・草刈り(年3回程度)
・収穫
・へべすの販売
※基本的に熊野農園への販売になりますが、自由に販売できる量を最初に取り決めます
※最低限の道具は、揃えてもらいます(草刈り機、剪定鋏、鋸など)
黒木さんのメリットは何と言っても、農薬散布(動力噴霧機)をする必要が無いので、軽トラや散布機を購入せずに済みます。
このメリットは、大きいです。
軽トラなんて100万ぐらいするし、農薬まみれにならなくて済みます。
1反の畑から収穫できるへべすは1トン以上になるので、よい副収入になると思います。
買取単価は、その年度の市場価格を参考にして算出します。
いずれ黒木さんが本格的に農業を始めたい時は、新たに畑を借りて栽培をスタートさせても良いですし、同じ条件にて熊野農園から新たに借りても大丈夫です
どうでしょうか。
初期投資もランニングコスト(肥料代ぐらい)も最小限で始められて、副収入も得られる。
農業に興味がある人なら、お試しでもやってみたくなりませんか?
ただ、無農薬栽培をやりたいという方の場合は、うちでは対応できません。
すでに鳥獣害(特に鹿の食害)がある畑で、無農薬栽培となると数年で樹が枯れてしまう可能性がありますので。
興味のある方は、ドシドシお問合せくださいませ。
FBのメッセンジャーでも
メール(dcd673889@sge.bbiq.jp)でも
来年度の収穫終了後(2022年冬~)からスタートします。