台風6号によるへべすへの被害は、ほとんど見られず良かったのだが。。
大地への水分補給によって成長期の子供のように雑草はグングンと勢いを増し、ついこのあいだ刈ったばかりの畑はすでに緑の絨毯である。
写真の畑は山の中にあるへべす畑だが、まだかわいいものである。
この時期の海側(牧山)の畑の雑草の伸びは異常で、ストレス感が半端ない。
ストレス偏差値でいうと、東京の通勤ラッシュの時間に電車に乗るのと同じくらいあるだろう。
灼熱の太陽と土地の傾斜、そしてこいつ。
アブ。
普通のアブは白黒だが、スズメバチ風の衣装をまとったアブまでいてこちらをビビらせつつ集団で攻撃してくる。
噛みついて血を吸うので、けっこう痛い。
牧山では他の畑に比べるとアブが10倍ぐらいいるので、作業に支障が出るほどである。
上半身をアブに挿されないよう長袖を2枚着て対策しているが、薄手の手袋を狙ってくるし死ぬほど暑い。
今年はワークキャンプ仲間の河さんが暇を見つけては刈りにきてくれているので何とかなっているが、一人だったらもうギブアップしていたかもしれない。
それにしても時間と労力とお金(刈刃、燃料費)と精神をすり減らして、得られるものはただ綺麗になったなと思うだけ。
しかも、それもつかの間。
草刈りをするのに何かモチベーションを保てるものは無いのだろうか。
所詮は自分のためだと思われるが、農家のみなさんが草刈りすることで地域の景観は保たれていると言っても過言ではないだろう。
特に地方では。
そんな今や絶滅危惧種の農家のモチベーションを維持するに、
草刈りごとにマイレージが溜まっていくとか。
楽天ポイントに交換できるとか。
無料で温泉に入れるとか。
かわいい子にすごいチヤホヤされるとか。
税金が安くなるとか。
あったらいいなぁ。
そんな落ち込むこの季節は、へべすのクエン酸で乗り切ろう!
クエン酸(へべす果汁)は、すっぱいだけじゃない。
クエン酸は食べた物をエネルギーに変換して、身体を元気にしてくれます。
クエン酸があれば、栄養ドリンクなんか要りません。
夏バテや肩こりの原因となる「乳酸」成分の増殖をクエン酸が抑えてくれます。
なのでこの時期の水筒には、1Lほどの水とへべす果汁を大1杯ほど入れてます。
酒飲みにもクエン酸。
肝機能を高めるだけじゃなく、頭痛や胸やけなどの二日酔いをもたらす「ケトン体」を代謝してくれます。
そして、私のような加齢臭たっぷりのおっさんにも!
体に疲れが溜まってきたときに出る体臭「疲労臭」や草刈りのやりすぎの「ストレス臭」にもクエン酸効果ありとのこと。
すごいですね、クエン酸って。
そんなクエン酸たっぷりのへべすからお知らせです。
どうやら今年は、例年よりサイズが大きくなりそうです。
熊野農園では有機肥料を主体とした栽培方法なので、化学肥料を主体とした農家さんと比べるとすこし小ぶりでした。
しかし今年は気候のせいか、新しい有機肥料を使用した効果か、いつもより種が多く入っているせいか、すでに大きいサイズが多いです。
収穫初期(A期間発送8/30~9/10着)のご購入の方々は特に種が入りやすので、こんなアイテムをご準備いただけると幸いです。
茶こし。
百均(セリア)で購入しました。
この茶腰こし、深さが浅いのがグッドです。
なるべく農薬に頼らない減農薬栽培をモットーにしている熊野農園のへべすは、種が入りやすいのでどうかクレームはご勘弁ください。