今年もたくさんの方に熊野農園を応援してくださり、感謝であります。
ありがとうございました。
来年もどうぞ宜しくお願い致します。
終わった。
終わってないけど、すべてが終わったことにして今日はとことん飲もう。
毎年のことながら青果販売にかかる労力はものすごく、肉体的にも精神的にもしんどくてつらい。
今年のへべすは割と優秀で、例年より収穫に時間がかからなかったにもかかわらず、やはり一馬力ではしんどい。
パートさんはいるが、加工を担当してもらっている。
収穫から出荷までの仕事の流れは、下記になる。
オンラインショップ受注➡発送伝票、納品書/請求書作成➡収穫➡へべす選果・磨き➡梱包➡出荷➡出荷連絡
朝5時に起きて発送伝票などの事務処理をこなし、へべすの収穫・磨きまで行う。
梱包・出荷は翌日の作業なので、当日は前日収穫した分の梱包発送である。
余談だが昨年柑橘磨き機を購入したが、へべすの果皮は薄く想像以上にデリケートであったため痛みが出てしまい使い物にならなず、今は原始的に濡れタオルで1個づつ拭いている。
へべす磨きは、単純な重労働である。
娘にお小遣いをあげて作業をお願いしていたが、途中から小遣いじゃなくユーチューブを見せろに変わり最後はしてくれなくなった。
寝る暇惜しんで頑張って、2022年度の青果販売の売上は100万ちょいで終了。
毎年青果の売上は、だいたいこのぐらいである。
期間は、8月中旬から始まり9月末までの1ヵ月半。
その年によって豊作不作があるので収穫できる量は変わってくるはずだが、毎年の売上額は変わらない。
つまり、100万の売上地点(量)が私の限界(燃え尽きる)なのである。
1ヵ月半で100万なら悪くないんじゃないと思うかもしれないが、1年間畑を管理しての結果だから農業を本業にする恐ろしさを感じずにはいられない。
まぁ加工せずに青果販売を主とした場合、パートさんを2人ぐらい雇用して3人体制でまわせば、私がシーズン中に燃え尽きることはなくなり、それなりに売り上げも伸ばせるのだろう。
嘘。
それなりに売上を伸ばせる気が、まったくしない。
販売量が増えれば必然的に売上単価も下がって来るだろうし。
しかも1ヵ月半だけフルタイムで働いてくれる元気な人はいるのか。
20kgのコンテナを持ち運ばないといけないので、ある程度力が必要だ。
今年、義父母が農業の引退宣言をした。
来年度より私がへべす畑を引き継ぐことになった。
ギブアップなどできない。
何とか維持管理していくために、次の課題をクリアしないとだめだろう。
①雇用
②青果販売の効率化
③委託する畑の仕組みづくり
④加工場の整備
さて。
金なし、人脈無し、体力なしのアラフィフの私がどこまでやれるのか。
お先真っ暗になりそうな気もしないでないが、がんばりましょう。
課題には入れていないが、まずは余計なことを辞めて削ぎ落していこうと思います。