最近というかずっと雨続きで農作業ができないため、自宅で色々妄想したりしています。
へべすの新商品のことや、畑の雑草や、ワークキャンプができていないことや超低空飛行の売上をどうするかとか大型バイクの税金が軽トラより高くてびっくりしたことなど。
今日は設備投資関連の補助金を獲得するための資料作成を開始しました。
あ~お金があればこんな面倒な資料を作成せずに新しいことに挑戦できるだろうなと思いながら、気晴らしにお金について考察してみました。
よく語られているのは、お金を持っていれば幸せなのかという話。
これは経済学の観点から言うと、幸せとは限りませんよという法則があります。
限界効用逓減(ていげん)の法則です。
モノを所有したりお酒を飲んだりしたときに一番最初(ビールだと1杯目)に感じた効用(うれしさ、美味しさ)は徐々に薄れて飽きてくるというもの。
つまり、いくら良い車を買ってもブランドものを買い漁っても満足感は薄れます。
と、されていますがどうでしょう。
確かにその日に何杯もビールを飲めば飽きます。
しかし、次の日にはまた美味しいビールが飲めます。
今年48歳になったので、単純計算して28年間ビールを飲み続けてますがまったく飽きてません。
良い車やブランドものを所有して満足感は薄れても優越感は残り続けるので幸せなのかもしれないです。
では貧し過ぎて子供の給食費も払えないというのは、これはもちろん不幸でしょう。
じゃあお金は、どれぐらい持っていればいいのか。
私は、普通よりちょい下が良いのではと感じてます。
皆さん優しくしてくれますし。
人生においてやっかいなものは、人からの妬みや嫉妬です。
普通よりちょい下の生活ならば、誰かから妬みや嫉妬を受けることはほぼ無いでしょう。
旦那の浮気をする心配もない。
妻を怒らせたり無理をしなければ、とても平穏な生活が送れます。
例えるなら、やはりサザエさんのような生活が理想ではないでしょうか。
贅沢はできないけど、年に1回ぐらいは家族旅行に行けます。
野球グローブが欲しくてなかなか買ってもらえないけど、時間をかけて交渉すれば何とか手に入れることができます。
それでは視点を変えて、普通の人がお金を持ち始めたらどうなるのか。
これはあくまでも私の妄想、フィクションです。
お金を持つとまず人よりも優れているだろうという優越感がやってきます。
高級車や大型トラックを運転していると気が大きくなるのがその例でしょう。
軽自動車が高級車を煽ったりしません。
そして厄介なことに優越感を持つと、世の中には上には上がいることを思い知らされるので、沸々と劣等感も生まれます。
自分が5,000万稼げるようになると、不思議と1億稼ぐやつが身近に見えてきます。
そして人生(仕事)良い時と悪い時が必ずやってきますので、稼ぎが大きい人ほど悪い時の衝撃も大きいです。
お金を所有し人知れず劣等感を抱えていると悪くなったときに、今の水準から落ちる恐怖感は半端ではないでしょう。
一方、普通よりちょい下人間は優越感が無いので劣等感もさほど持ちません。
多少持ってても、目くそ鼻くその世界ですから気になりません。
じゃあ、子供はどうなんだ。
食べたい料理を食べさせ、好きな服や玩具をいつでも買ってあげた方が喜んでるし、いいんじゃないかと。
いやいや、子どもこそ普通よりちょい下生活が良いでしょう。
こどもこそ、限界効用逓減(ていげん)の法則が当てはまります。
子どものころから満たされた生活を送ってきたら、なんて人生がつまらなく見えることでしょう。
農産物と一緒で、少し負荷(ストレス)をかけた方が良くし上がるのではないでしょうか。
だらだらと書いてきましたが、話の落としどころを見失っているのでそろそろこの辺でお開きとします。
最後に。
幸せが満足感(自分の思う通りにことが進み満ち足りている感情)だとしたら、結局幸せも飽きるのかもしれませんね。