「ワークキャンプ」が始まるまでにキャンプの達人と行かないまでもそこそこ出来る人間にならなくちゃということで、伐採したばかりのみかん畑で人生初のキャンプをした。
寂しがり屋の私がいきなりソロキャンプはハードルが高いので、キャンプ慣れしている友人(トマト農家さん)に来てもらった。
この日は昼頃まで雨が降っていたのでキャンプを中止しようかと思ったが、さすが水はけの良いみかん畑。
夕方にはキャンプできる状態になっていた。
まずは、テントの場所決めから始まり、風でテントが飛ばされないようロープで固定。
ロープの結び方(もやい結び)も教えてもらった。
これ大事。
あと、キャンプ基地にしようと考えているみかん畑は少し傾斜があるので、山側に頭が来るようにテントを設置する。
これ大事。
傾斜に対して横向きに寝たら気持ちが悪くなるだろう。
それから、キャンプマスターになる為にはまず火を制しなくてはということで、自前で準備した数々の焚き火道具を友人に自慢してから薪を拾いに行った。
しまった。
薪になる枝や幹は売るほどあるのに午前中の雨で濡れている。
すると海外ドラマ「バイキング」に出てきそうな頭をした友人は、乾いた薪を持ってきていた。
さすが、キャンプ名人。
斧がよく似合っている。
焚き火台に薪をセットし、とりあえず飯盒でごはんを炊くことに。
いつぶりだろう、小学生が中学生の時の遠足以来か。
御飯が炊けるまで肉焼き当番。
肉とビールは最強ですな。
途中、友人が豚しゃぶも作ってくれた。
特製ラー油ポン酢で食べたら最高に旨い。
そうこうしているうちに日が陰り始め、風があるせいかちょっと肌寒かった。
夜になっても風は収まらず、体感気温はかなり寒い。
しまった。
ビールしか持ってきていない。
今度から、焼酎のお湯割りや日本酒の熱燗も必要だ。
何事も経験しないととわからない。
かなり身体も冷えてきたので、早めに就寝することにした。
寝袋に入ってからしばらく経ったが。
おかしい。
寒くて眠れない。
0℃ぐらいまで大丈夫と書いてあった寝袋なのに。
明日クレームを言ってやろうと考えてたらいつの間にか就寝。
鳥のさえずりや爽やかな朝日で翌朝目を覚ましたわけでない。
寒くて目が覚めた。
テントから出ると、テント上部にある寒気口が大きく開いていた。
何事も経験である。
バイキングの友人とコーヒーを飲みながら今後の展開について語りあった。
やはり景色が良いところでBBQや朝食を楽しみたいよねってことになった。
将来的には畑の上部にウッドデッキみたいなものをこしらえて、そこでBBQやモーニングコーヒーを楽しめるようにしたいと思います。
キャンプメインのみかん畑になりそうな予感がプンプンであるが、それはそれで良いかもしれない。
流れに身を任せてゆっくり進んで行きます!
皆さま、どうか応援よろしくお願いいたします!
クラウドファンデング(~5月31日まで)