へべすのオーガニック栽培に取り組んで3年目を迎えました。
現在のへべすの状況は5mm~10mm程度の蕾がついています。
このままいくとへべすの開花は、来週あたりでしょうか。
昨年とほぼ同じような成長&気候なので、満開日も5月5日前後となりそうです。
この時期の心配事と言うと、「花はたくさん咲いたけど実が留まらんかった~」という現象。
昨年がまさにそれで、たくさん花が咲いたけど実が落ちてしまい就農以来の不作年となりました。
正確な理由は判明していませんが、おそらく花の時期に多量の雨が降り続いたことが原因とされています。
そして今のうちにしておかないといけない大事な作業は、コレ。
葉に丸い斑点模様がついているのがわかるでしょうか。
かいよう病という病気に侵された枝葉の除去。
これをほおっておくと、樹全体に広がり実にも伝染する非常にやっかいな細菌性の病気です。
細菌とは目に見えないぐらい小さいが、細胞を1つだけ持つ生物です。
私が最近はまっている麹菌(カビ)も細菌の1種ですね。
細菌を退治してくれるのが抗生物質ですが、かいよう病の細菌に効く抗生物質はまだ発見されていないため、対処方法は病気に侵された箇所を切断するのみです。
実がつきはじめてからだと、もったいないという感情が頭の中をめぐりなかなか切れなくなるので、今の時期にできるだけ処理します。
ここで小話をひとつ。
よく細菌とウィルスは同じようなものとして考えてしまいがちですが、ウィルスは細菌の50分の1の大きさしかありません。
なので、マスクでウィルスが防げるの?という疑問がわく訳です。
そしてウィルスは細菌のように細胞を持たないため、人(生物)の細胞に入り込んでは増殖・破壊を繰り返すのです。ウィルスの有名どころで言うとインフルエンザやノロ、そして今回のコロナです。
コロナの名前の由来は?
コロナはボールのような球形でその周囲に王冠のような模様で構成されています。
王冠を英語でクラウン。クラウンをラテン語で言うとコロナです。
なので新型コロナを新型クラウンと言っても間違いではないですが、、、言うのはやめときます。
しかし何でしょうかね。
中国では、ワクチンもないのに封じ込めに成功と言って自粛を止めているそうですが、どういうカラクリでしょうか。
ブラジルの大統領は「新型コロナウイルスには(国民の)70%が感染する。どうすることもできない。高齢者や健康に問題のある人はケアするべきだが、健常者、無症状者は働かなければならない」と経済活動の再開を訴えています。
つまり経済活動を再開しなければ、コロナで死ぬ前に飢え死にするよと言っているわけです。
中国はブラジル方式をとっている?
中国という名前の通り世界の中心であると唱え続けてきた中国が初めて、この捨て身の作戦で世界の主導権を握るのでしょうか。
アフターコロナ、やっかいな状況になりそうです。
へべすの生育状況をお知らせしようと書いたのに、いつの間にかコロナ話になってしまいました。