今年は倉庫が完成したこともあり、早めに収穫して倉庫保管で完熟させる方法と実験的に完熟するまで樹に成らせておく方法の2つを試すことにした。
3月の上旬ころ早くも、カラスやヒヨドリが甘夏をつつき始めたので、樹上完熟させる甘夏を3分の1ほど残し、あとは収穫し倉庫へ。
保存方法は、2~3日乾燥させてから新聞紙やポリ袋などで覆うのである。
一方、甘くなっているか楽しみに甘夏の畑へ行ってみると。。
無い!
4~50kgは残っていたはずの甘夏がほとんど消えていた!!
へべすのお師匠さんのばあちゃんは、
「鳥さんはお金を持ってないから少しぐらい残してあげんといかんよ」と言っていたらしいが、
鳥よ!
金ないくせに喰いすぎだろー!
みかん栽培が盛んであったころは被害を分散できたのであろう。
この現実をばあちゃんが見たら「鳥に少しは残しなさい」などと、悠長なことを言ってられないはず。
収穫時期を見誤まればすべて喰われてしまう。
露地栽培の厳しい一面である。
さて。
もう少し倉庫で寝かせ甘さをUPさせたら、甘夏の販売を開始します!
3月下旬からの予定。
5kg ¥2,000(税込)
※1kg目安:3~4個
ご予約、絶賛受付中です!!
話は変わりますが、大変お世話になった先生がこの春転校することになりました。
授業(商科)の一環で販売実習というものがあり、「へべ塩」などの商品を正式販売する前から興味を持っていただき、これまで継続的にたくさん購入してもらいました。
今思えば商品を一番最初に褒めてくれたお客様でした。
本当にありがとうございました。
また、どこかでお会いできる日を楽しみにしております。
そのころには私もきっと農業でメシが食えるようになりましたと報告できるはず。。