先日、山口県長門市にある津田農園さんに見学へ行ってきた。
往復700km。
軽トラでは少々きつかったが、行って良かった。
実際に会って話をすることで、生まれるご縁。
さて、何しに行ったのかというと、コレ。
シトラスキャビアの視察。
津田農園の園主、津田浩利さんは宮崎とのゆかりがとても深く宮崎大学大学院にてブルーベリーの品種改良に携わったり、日向木挽という芋焼酎で有名な綾町にある雲海酒造で働いていたのである。
そして雲海酒造を退職して宮崎大学大学院に戻り農学博士を取得し実家の津田農園を継いだわけである。
正確に言うと実家の津田農園の中にベリー関連(ブルーベリー、ブラックベリー等)の新部門を立ち上げた。
実家はもともと栗、梨、ブドウの果樹農家さん。
肝心のシトラスキャビアについてだが、津田さんは原産地であるオーストラリアから直接買い付けて苗木を生産しているのである。
実際に実をつけて品種を確認してから苗木を生産しているため、少々お値段が張るが間違いないだろう。
シトラスキャビアは実の中につぶつぶ状のものが入っているのだが、つぶつぶのカラーバリエーションが豊富で非常に種類が多いのである。
しまった。
なんちゃってマクロ用レンズ(接写レンズ)をつけたまま撮影してしまい、大事な実の写真がピンボケである。
写真のフィンガーライムはミアローズという品種で赤色の実が成る。
この辺りは冬は積雪があるため、フィンガーライムはすべてハウスで育苗している。
まだ小さな樹にも実がついているのがあった。
やはり冬~春の温度管理が結実には大切なのだろう。。私のように露地では厳しいのか。。
いやまだ結論を出すのは早いなどと色々と考えさせられた。
これは、ブラックベリー。
粒が大きい。
そして、甘い!
実家に桑の木(マルベリー)があるが、味はブラックベリーの勝ち。
まぁ品種によるようだが。
ブラックベリーやラズベリーは湿気に弱く(カビが生える)、雨除けが必要とのこと。
ん~、露地では厳しいか。
今はブラックベリーやブルーベリーの収穫期でたいへん忙しい時期。
そんななか見学を快く対応していただきまして、感謝感激でありました。
そんな感謝の気持ちを抱きつつ、宿泊地の俵山温泉へ。
この俵山温泉はなんと温泉番付で西の横綱。
津田農園から車で10分。
古くから湯治場として賑わっていたのであろう。
小さな旅館が所狭しと軒を連ねている。
コンビニやスナックも見当たらない。
旅で気持ちが大きくなっても無駄使いせずにか済む温泉街であった。
翌日は維新の立役者たちの歴史をたどろうかと思ったが、時間もあまりないので元隅稲荷神社と
角島大橋に寄って帰ることに。
梅雨空だったが、海の綺麗さには驚いた。
沖縄の海のようでした。
今度は家族でのんびり来たいもんだ。