愛媛県の八幡浜に上陸後、2時間ほど車を飛ばしアボカドサミットが開催されている松山市コミュニティセンターなる所にやってきた。
1,000人近くいるだろうか。
とにかくすごい人だ。
普通の会議室を想像していたので、びっくり。コンサートホールである。
講演は、日本のアボカド研究のパイオニアである米本先生から始まり、ハワイで活躍している方、渋谷・原宿界隈でアボカド料理専門店を出してる方、実際にアボカドを栽培している方々など多岐にわたって色々な話が聞けた。
こんな大勢の人の前でよく話せるななど感心しつつ、なんとなく始めたアボカド栽培について深く考える良い機会をいただきました。
講義終了後は、情報交換会という名の飲み会に参加。
ここも人が多く圧倒されてしまった?のか、自ら動いて話しかけることが出来なかった。
次の日の現地視察(アボガド畑の見学)で頑張ろう。
集合場所に到着すると、大型バスが3台と中型バス1台。
これまた、大勢での視察となった。
写真のアボカドの木は定植してから4年目で結実したそうだ。
羨ましい。
うちのアボカドが結実したらどうやって食べようかなどと妄想しながら、2件目のアボカド畑へ。
でかい。
ゆうに20mは越す大きさである。
中をよく見てみると、パラパラとアボカドの実がついている。
高齢化、後継者不足、そして低価格による荒れてしまったミカン園をアボカド畑に変えて、手をかけずがっつり儲けましょう的な話しを聞いていたが、これまた深く考えさせる良い機会を与えて頂いた。
今回の視察では、少ないながらも人との出会いがあったが、収穫は実際のアボカド栽培について自分なりの答えが出せたことであろう。
あくまでも私の考えだが、露地栽培によるアボカド栽培はまだまだ不確定要素が多過ぎるようだ。
定植後、枯れる割合もずいぶん高い。私のアボカドも然り。
枯れたり元気が無かったりと3割りかた調子が悪い。
松山市の場合は、市の補助によりアボカド苗木を¥180/1本で購入できるが私のような一般農家は¥5,000/1本もかかる。
とりあえずアボカドは、熱帯果樹の研究材料として栽培しようと思います。