8月17日からへべすの収穫・出荷作業に追われております。

暑中お見舞いというへべすの案内ハガキ(脅迫状と呼ぶ人も)をかってに送りつけられ、甚だ迷惑と感じておる方も大勢おられるかと思いますが、ご予約をたくさんいただきまして、本当に感謝しております。
ようやく、へべすの出荷が落ち着いてきました。
ずいぶんと盛況に思われますが、ちょっと違うのです。
収穫を開始した16日から雨が降りつづけ、なかなか作業がはかどらなかったことも大きいですが。
今年は何より、A品質のへべすがほとんど見つからず、現在のところB品のみの提供となってしまっている点です。
ご迷惑をおかけしまして、本当に申し訳ございません。
ほとんどのへべすがこのような傷が付いてしまいました。

梅雨時期の長雨が想像以上にへべすに悪影響を及ぼしたことも事実ですが、私の長雨時の対応(被害を少なくする栽培方法)が経験不足によりできなかったことも大きな原因です。
きれいなへべすを出荷している農家さんもたくさんおられますので。
しかしながら、傷ついたへべすをみると本当に収穫作業がしんどいです。
収穫にむけ頑張った1年間が、、と心が折れそうになります。
今年41歳、厄年。
ここできたかと、思ってしまいます。
いかん、いかん。
私の経験不足を厄のせいにしては。
さて気をとりなおします。
希望・願望・要望的観測です。
今後のへべすの予定としましては、おそらく3番手、4番手あたりに花が咲いたへべすが収穫を迎える9月上旬ころには、A品やAB品が出荷可能になるのではと思います。
熊野農園のへべすの旬は、8月下旬から9月上中旬ですから!
なんとか良い報告ができるよう、へべす畑を見守りたいと思います。
あっ
一番いい状態(皮が薄く、搾りやすい)は8月下旬ころからですが、現在出荷しているへべすのメリットは、皮が厚いぶん長く保存できますから!
少しずつへべすを楽しみたい方には、もってこいです。
さぁ今日は、加工用にへべすの皮むき作業をします。

規格外のへべすがいっぱい獲れますし、今年は工場長(妻)が本職に戻ってしまったので私がやらなくては。
1人農業と1人加工業。
頑張ります。