昨年の9月に瞬間凍結した、へべすの状態を調べるために3度目の解凍調査を行いました。

前回同様、氷水に3時間ほど浸して解凍します。
今回は風味調査に加えて、へべすの糖値とクエン酸値も調べます。
本日、六次産業化講習が農業普及センターであり、ついでに調べてもらうことにしました。
結果は。
糖値 : 9.5
クエン酸値 : 3.85
旬の時期の値は。
糖値 : 7
クエン酸値 : 4
熟したへべす同様、糖値が上がってますな。
ん?
おかしい。
通常、クエン酸が糖に変化するため糖値が上がった場合は、クエン酸が下がるはずなのだが。。
北国では、甘さを増させるため雪の中に野菜を寝かす習慣があるらしい。
それと同じ原理が働いたのだろうか。
とりあえず、味がまろやかになったことが食べた時の感覚だけではなく、データで立証できたことが進歩である。
さすがに旬の時の風味はありませんが、美味しく頂きました。