剪定ではなく、ハウス内の道づくりが8日ほどかけて終了した。
作業前
作業後
日本の高度経済成長の一役を担っていたのは間違いなく、高速道路や新幹線などのインフラを整備したからである。
熊野農園が高度経済成長できる望みは薄いが、とりあえず日々の管理作業がストレスなくできるようになった。
剪定後、義父から感謝の言葉はない。
切り過ぎだと目が語っている。
農家としてではなく、ただの道路づくりのおっさんとしての使命をまっとうしたのだから、父からすると不満爆発である。
さて。
ハウス作業はこれで終わりかと思いきや、そうではない。
ハウスの周りにも所狭しとみかんの樹を植えていてこちらも剪定してくれと、義母から電話があった。
そして今日は、これまた別のハウス作業。
長谷川くんの手を借りてハウスの古いビニールを撤去することに。
これは以前から頼まれていたものだが、大変な作業なので先延ばしにしていたやつだ。
まずハウスの狭い(靴幅ぐらい)谷間に上って、ビニールを抑えている紐を外す作業。
これが、腰にくるのなんの。
ハウスは4棟あるので、2人ではかなり苦しい地獄の作業だ。
朝曇っていたのが唯一の救いだった。
晴れていたら発狂していたかもしれない。
紐を外し終えたらビニールを引っ張って地面に落とし、廃棄しやすいよう適当に切って紐でくくる。
幅6メートルの長さ50メートルぐらいある汚れたビニールをたたむ作業なので、重くてめちゃくちゃしんどい。
風もなく曇っていたおかげで、お昼過ぎには廃棄ビニールを一通り軽トラに載せて産業廃棄物処理場へ。
疲れ切ってしまい、軽トラにのせたビニールの写真を撮り忘れた。
計測したら150kgあった。
相当のボリュームだったと推測できるであろう。
帰りにまたハウスによって、義父母に終了のご報告。
もう2度とビニールをはずす作業はご免だと言いたかったが、飲み込んだ。
すると母がまたポツリ。
「杉の防風林を短く切らないとねぇ」。
なんとまぁ、次から次へと作業が出てくるもんだ。
農業とはよほど効率的に動かないとお金にならないなぁと、改めて実感した。
嫌なことは忘れ、明日は行きつけの整骨院で腰のメンテナンスをしようと思う。
話は変わって、いま現在のへべすの状況です!
1回目の生理落下(へべすの樹が自分の身体の調子を考慮して実を落とす)が終了し、すこし実が太ってきました。
生理落下は、1シーズン2回あるので梅雨明けごろにどれだけ残っているかで豊作・不作がわかります。
ただいまへべすの絶賛予約受付中です。
もうすぐ、A期間(8/30~9/10)の募集は、受付終了になると思いますので、ご予約を希望される方はお急ぎください!